墓石ができるまで

墓石づくりにも、機械化の波が押し寄せてきていますが、どうしても機械の力の及ばない微妙 なところがあります。ここに経験豊かな職人の腕が生きるのです。磨き上げられた彼らの感性 が、ただの石から、心を映し、精神的支柱となり得る墓石を創り上げるのです。
二上家はこうした心、姿勢をいつまでも守ってゆきたいと考えております。

  • まず花崗岩を採石します。花崗岩とはいわゆる御影石です。採石した花崗岩には特級から五級までの等級分けがされています。二上家では特級を使用します。
  • 採石した花崗岩を機械にかけ切断します。ここでは断面がまがってしまわないように十分時間をかけゆっくり切断していきます。
  • まず墓石などに彫刻する文字を書家が丹念に書き上げます。書いた文字を特製のゴムシートに張り付け文字をカットし、砂状のカーボンを吹き付けます。この仕事も幾ら機械化が進んだと言っても、ノミなどを使う本来の彫刻技術を持っていないと良い仕上がりにはなりません。
  • 石の角を丸くしたり、尖らせたりするのはすべて職人による手作業になります。様々な道具を使用して作り上げます。まさにプロのなせる仕事です。
  • 切断した石に磨きをかけます。ダイヤモンドの磨き盤にて荒いダイヤモンドの研磨盤から6つの工程を経て磨きをかけると、光沢のある滑らかな手触りになり、キメの細かい仕上がりになります。こうする事で長年雨風にさらされても最初のツヤを保ち続ける事ができる訳です。
  • 重い石が大量に地面の上に乗る訳ですから、ここはしっかりとした基礎工事が必要です。墓地の下には拳くらいの大きさの石を大量にいれ鉄筋をはったところにコンクリートをいれます。
  • 石は少しぶつかってしまっただけでも割れてしまうような、非常に繊細な物です。ですから職人は慎重に据え付けます。最近では、地震対策に強力な接着剤を使用します。これなら多少の地震がきても心配いらないと言う訳です。

磨きの3大効果

1.美しさ
石の持つ色、模様、輝きを最大限に引き出す。
2.耐久性
磨くことで表面の凹凸が少なくなる為、汚れや水が溜まりにくい。よってコケも生えにくく、表面が砂などで削れる量も極微量で色つやが長持ちする。
3.お手入れ簡単
表面の凹凸が少ない為、汚れが付着しても水洗いやふき掃除で簡単にお手入れが出来る。


手磨きの様子


機械による研研磨の様子

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